JA22ヘットガスケット
2015年 10月 10日
本日もご相談頂いたのでブログに書きます。(今年は22の相談が多い年です)
良くある相談で、アイドリング不調・走りだし不調・ブースト掛かると絶好調そんな事ありませんか?
うちのお店はほとんどJA22の販売は有りません、なぜか・・メーターに現れないオーバーヒートすなわちヘットガスケット抜けが比較的多いからです、昔は22を結構販売させて頂きましたが、統計上8万Km~12万Kmでヘットが抜けるお車が多く、お客様にリビルトエンジン交換等の金額的負担が大きい為販売をあまりしていません。(オーバーホールしてもほぼヘット&ブロックの歪みが強く研磨の許容量を超えているエンジンが多い為リビルトの方が安全ですね)
でも・・22も数は少ないのですが3型まで有りまして、3型はトラブルが少ない傾向にあることが分かりました。
これは僕の個人的な意見なので参考になるかどうか分かりませんが、オールアルミツインカムエンジンの為JA11と同じ寸法のエンジンルームにツインカムを収めますとどうしても中は狭くなりますエンジンは水&空気の流れで冷やします、そうしますと、タービンと2番のブロックの距離が近く熱を持ちやすく熱を逃がす役割を持つ水回り空気の流れの構造が悪いのではないかと思います。
とは言っても、22は平成7~平成10年のお車です、もう20年位立ちますので傷んでいても仕方ないかなとは思いますが???
そこで、22を乗っているお客様一度点検して見ませんか?今の状態でエンジンが大丈夫であれば水回りの対策をしてみませんか?完璧とは言えませんが、効果的ではあると思います。
22は数も少なくなって来ています、しかもカッコイイお車ですので、対策をして長く乗って頂けるとすっごくイイネって本気で思います。
22に不安が有ればお気軽にご相談ください。